シュンベツ川 札内川 新冠川 ソエマツ沢 日高紀行文
1998年ハイライト ヒグマの生態と対策 北海道MENU
第1日目は、大函を突破できず、ネコの額ほどの函にビバーグ。ヒグマの恐怖が頭から離れない。 2日目、大岩の下から尺イワナが竿を絞る。大物の期待はふくらむばかり
大函のイワナは、暗い岩穴に潜んでいるせいか全体的に黒っぽい 大函を突破すると、そこは渓魚の楽園だった。
不気味な岩が突き出すあたりから、ヒグマの足跡がやたら目につくようになる。すると、魚影もサイズも俄然アップ 砂にめり込んだヒグマの足跡。そのサイズの大きさに恐怖が倍増したが、イワナの誘惑も倍増した。
明らかにアメマス系のエゾイワナだが、尺物のサイズが当たり前のように釣れてきた。これには全員度肝を抜いた。 流木の下から大物が顔を出す。5人で一緒に釣り歩いて、全員が満足できる渓が外にあるだろうか。さすがにヒグマのオヤジに守られた渓は迫力が違う。
天然繁殖した大物のニジマスもゲット。竿先を折った大物のファイトは感動ものだ。 ビグマを誘き寄せないためには、残飯は決して捨ててはいけない。食べた食器もきれいに洗う。食べ物は、テントの中に入れず、外にまとめて隠しておかねばならない。
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